商号:高梨販売株式会社
URL:https://www.takanashi-milk.com/web/shop/
設立:1958年1月13日
本社:〒241-0023横浜市旭区本宿町5番地
事業:牛乳、クリーム、アイスなどの乳製品や関連商品の販売。また「タカナシミルクWEB SHOP」を運営しています。
・コロナ禍をきっかけにEC事業の強化を検討・より効果的な施策をうつために、ネット購買属性の把握や分析を行う必要性を感じていた・E-ASPROでECサイト構築することで、受注自動化とフロントも一体化でき、業務効率の更なるアップを目指す・EC Intelligenceの導入により顧客ごとの購買動機などを分析したうえで次の施策が展開できるのではないかと思った。
・ECサイト(フロント)と受注自動化(バックヤード)の一体化で業務効率化・問合せ窓口の一本化・<MAツール>作成したシナリオを稼働できている・<MAツール>細かなデータ分析が可能・<MAツール>「こうしたい」が実現できる優れた仕組みと機能性・<MAツール>シナリオがマッピング形式で見やすい・<MAツール>配信後の購買率や配信率などの成果が可視化されている
今回はタカナシ販売株式会社の赤木様(特販営業統括部 通販ギフト営業部 部長)に「E-ASPRO」と「EC Intelligence」導入から現在の運用に関するインタビューを行いました。
なお今回のインタビューは、MAツールのEC Intelligence導入・シナリオ構築を担当された式会社シナブル様と2社合同で行いました
タカナシ販売(株)は、牛乳、クリーム、アイスなど乳製品や関連商品の販売をしています。また、「タカナシミルクWEB SHOP」を運営しています。
■本日は貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。まず、EC事業で重視していることを教えてください。
元インターネットを介することで、全国の方々にタカナシの乳製品をお届けできるようになりました。今まで当社の想いを伝えられていなかったお客様に対してもお届けすることが可能となったことで、商品提案・情報配信・お客様のご意見やご要望を真摯に受取り、今後に活かすことを大切にしております。
■いつ頃からEC事業を始められたのでしょうか?
2001年からEC事業を展開しています。コロナ禍をきっかけに、さらに力を入れようと思いました。
■「E-ASPRO」の導入経緯と導入後の成果を教えてください。
2022年11月から受注自動化システムも東計電算のE-ASPROを利用していたため、よりフロントであるECサイトを見やすくするために導入しました。フロントとバックヤードの一体化による、業務効率のアップとシステムを当社仕様でカスタマイズできる部分にメリットを感じたため、導入に至りました。
■「E-ASPRO」の導入の決め手はどのような部分だったのでしょうか?
「E-ASPRO」はフロントとバックヤードを一体化させたという部分が一番大きいです。以前はフロントとバックヤードがそれぞれ別の会社だったので、質問やトラブルが起きた際は対応が複雑になってしまうことがありました。「E-ASPRO」になって東計電算へ対応窓口を一本化することができたのは大きいですね。
■「EC Intelligence」において良いと感じた機能やサポートなどはありますか?
サポートの方がかなり網羅されているので、これまで、お客様に対してできていなかった部分を、しっかり説明してくださいます。まだまだ奥が深い機能があるため、現状はサポートの方に聞きながら取り組んでいます。今後はより機能を使いこなしていきたいですね。
■現在実施している施策について、お聞かせください。
「EC Intelligence」を活用して、業態別の購買履歴で分析し、メルマガ等で個別に施策を配信しております。業態によって購入される商品が異なるので、それを活用しています。
■「E-ASPRO」および「EC Intelligence」の導入後に感じたメリット、一番効果的だと感じた施策(とその成果)を教えてください。
従来フロントとバックヤードが別システムであったため、「E-ASPRO」の導入によりセキュリティ面で何か問題が発生した際の相談窓口が一本化できた点は大きかったと思います。また、「EC Intelligence」に関してはすごく良い仕組みだと感じています。まだ使いこなすのに時間がかかりそうといった点はあるので、今もサポートの方と毎週ミーティングを実施して進捗確認や今後やりたいことの擦り合わせなどを行っています。
■問合せ時などのサポート対応はいかがでしょうか?評価をお聞かせください。
ミーティングを実施していたり、不明点は電話・チャット・メールなどでスピード感のある対応をして頂いているので問題ありません。すぐに時間を作ってくださいますし、「ちょっとこうしたいんです」ということに対しては実例を持って具体的にご提案くださったりするので助かっています。こちらが何かやろうとしたときには、すぐに1日経ってしまうような内容を「こうしたらできますよ」と提案してくださるというのは大変ありがたく思っています。対応には満足しています。
■「E-ASPRO」および「EC Intelligence」に今後期待することを教えてください。
「E-ASPRO」に関しては、今以上のサポート体制とスピード感、しっかり検証し、トラブルがないことを確認したうえでのリリース。トラブルの可能性があれば、事前協議する時間を確保することとその体制を作って頂くことです。また、他社ECを研究していただき、良い部分、有益な機能などをE-ASPROへ取り入れていただき、標準機能としてリリースいただくことを期待しております。「EC Intelligence」に関しては、現状特にありません。今後は他社での成功事例の共有や、当社への提案をして頂きたいです。当社では業務用商品も多く展開しており、強みとしているので、業務用の業態に対してうまくいっている施策やシナリオがあれば色々共有してもらいたいなと思っています。
■今後の展望をお聞かせください。
インターネットを通じて「全国のタカナシの乳製品を好んでいるファンの皆様にお届けすること」これがやはり一番ですね。全国のタカナシファンに乳製品のおいしさや会社の取り組みなどを伝え、タカナシファンをもっと増やしていきたいです。
■ここまで色々なお話をいただきありがとうございました。最後になるのですが、導入前のご自身、もしくは導入検討中の方に向けてひとことお願いいたします。
「E-ASPRO」はECカートを0から作り上げることを検討している事業者様には、様々なカスタマイズを受け入れて頂ける点が良いと思います。「E-ASPRO」はシンプルなカートなので、「EC Intelligence」の有機的なツールと相性が良いのではと思い、導入しました。実際に使用してみて現状、良い組み合わせだと思っていますし、今後育っていくとよいとも思っています。